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はじめてキャセイパシフィックを利用した。
理由は単純、サーチャージの高騰で他の航空チケットが現実的ではない。 そこで最安値の香港経由ということで、約8時間トランジットで香港に滞在。 考え方によっては、パリでの1泊代が浮いて、香港まで楽しめるということが 長いトランジットを前向きに考える理由づけにもなったから、良しとしよう。 福岡空港を出発して、一旦台北に着陸。そして台北からの客を乗せ香港へ。 正味5時間、その間に機内食が2度、ありがたいけど数時間の間で2食はきつい。 香港空港は、広くて綺麗な印象、今やアジアのハブ的要素が強い印象は空港を 見渡すと感じる事ができる。 香港からパリへの便は夜11:45発。 15時に到着し、さすがに空港で待機は堪え難いので数時間市内散策をすることにした。 市内へは空港からエアポートエキスプレスで約25分と福岡と同じようにアクセスが良い。 到着して感じた事は、とにかく欧米人が多いということ。 香港はシンガポールに次いで法人税率が世界的に見ても低い為、ビジネスを行う上で アジアのハブ的要素が強いうえに税金が低かったらもってこいということもあり 香港を拠点に構えている証なのだろうか? 震災以後、日本を離れた欧米人は香港にも移っているのだろうか? ということを考えるくらい欧米人の多さが目についた。 香港では、セントラル(中環)を中心に歩く。 アジアの混沌とした雰囲気やマーケット。雑居ビルの横には近代的な高層ビル群。 ハリウッドロードはいわゆる骨董通りで明・清時代の食器や仏像を扱うギャラリーが多い。 その他、ウェリントンストリート/キャットストリート/ポッティンジャーストリートなどなど。 イギリスから中国に返還されて14年、地名もそうだけど所々に色濃くイギリスの風情が残っている。 歩けば歩く程不思議な錯覚、ヨーロッパに向かう前に香港に立ち寄れて良かった。 途中、何度か道を聞かれる。やはり僕は香港系なのかな。 香港に来た事がある友人や弟の話では、ただただ食の話ばかりが耳に残っていた。 香港のご飯はおいしいと、さすがに、2度の機内食でお腹は減っていなかったものの、 やっぱり食を堪能しないととどこかないかと食堂探し。 屋台が連なり、いい匂いがする。が「小雨天」という屋台の前の庶民的な食堂に入ったこと が失敗だった。色々とあるメニューから、ビールと骨湯紹菜魚皮餃湯米線をチョイス。 これが、まさかの大はずれだった。お店のせいか、たまたまオーダーチョイスミスなのか。 口なおしに、近くのお茶屋で飲んだ甘いお茶は、小さい頃お寺で飲んだ味を思い出した。 ほろ酔いで、少しばかり夜景を堪能しながら空港へ戻ることにした。 さて、パリへのフライトに控え、エアポートラウンジのシャワーを利用して 飛行機に乗り込む。案の定また寝れない旅のスタートでもあった。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() text by tetsuo izumi
そしてラッキーだったのは、Drawing Fashionというvorgeを中心にした、
ファッションイラストレーションの展覧会を観れたことだった。 これは全くの偶然だった。 迷路的な会場を順を追っていくと、年代別に活躍したファッションイラストレーターが、 時代性を感じさせてくれる。シャネルや、ディオール、ギャルソンに、ビクトール、ロルフ、 ラクロワ、そしてマックィーンなど、数々のメゾンのイラストは、ファッション写真同様に 広告としての効果も大きかったのが伺われる。 戦前から戦後にかけvogueは,アレクサンダー・リバーマンがアートディレクターろして手腕 をふるい、アーヴィング ペンと組み次々と素晴らしい写真を世に出してきた。 また時を同じく、Harper's BAZAARでは、アレクセイ・ブロドヴィッチがリチャード・アベドン と組みファッション写真の基礎を築きあげた。どちらのアートディレクターもロシア出身であった ことが興味深い。そして、ファッションイラストレーターも写真家と同じように、アートディクター との関係性から、作品としてイラストレーションが出来上がってきたのだろうか? まずは、クライアントからの依頼のもとに、イラストレーションをおこす、そこで構成状 アートディレクターが介入してくる?もしくは紙面構成状のおいてなのか? このあたりは、今度、知人に聞いてみるとしよう。 この展覧会のイラストレーションはどれも素晴らしかったんだけど、特に個人的にひいきにして いる、スウェーデン出身のマッツ・グスタフソンのオリジナルのイラストレーション数十点と、 彼が水彩でドローイングしている数分間の映像を見れたことは感激だった。 彼の最新の作品のswanはちょうど昨年、NYのjhon mcwhinnieギャラリーでも拝見出来た。 同じイラストレーションでも、アートの領域と、広告の分野を上手く分別しながら、どちらの 仕事のクオリティも落とす事無く、逆に価値を上げ合うバランス力は、近年のアーティストの あり方を象徴しているような気もしている。 そして、「彼は、NYで最も成功した北欧のイラストレーターでよ」と、マッツが以前住んでいた) アパートの前を通りながら、以前、タカさんから教えてもらったことを思い出した。 ![]() text by tetsuo izumi
ロンドン ブリッジ駅から歩いて20分くらいだっただろうか。
フォスター卿のロンドン市庁舎を尻目に、なんとかデザイン ミュージアムにたどり着く。 ここまでは、わざわざ着ましたという感じ。 偶然にも、ちょうど、ジョン ポーソンのPAIN SPACEという展示会が行われてたので、 限られた時間ではあったが、なんとか訪れる事が出来た。 ジョンポーソンはご存知のようにミニマミズムの象徴的な建築家として知られている。 そして、故 倉俣史郎のアトリエの出身でもある。今まで、数々の建築書や洋書を通じて、 彼の作るスタイルは認識してはいたが、綺麗な空間を作る人だなという印象以上はなかった。 なので、この展示会を通じて、ジョン ポーソンという人物がどういう物作りをしているのか? 肌で感じてみたかった。会場は、ポーソンがよく使用するDinesenというデンマークの 床材メーカー(確かサーチ ギャラリーが協力している)の材?を使用した造作のテーブルに、 過去手掛けたprojectの模型や、プロダクトなどが、年代に分けられてビジュアル的にも、 配慮された展示手法であり、ポーソンがmm単位で仕事をしているこだわりが、一瞬でわかる。 ただ、それは堅苦しい訳ではなく、すごく自然に魅了されてしまう。 テーブル下面からは、配線を一切見せない処理で、電源をどこからとっているかわからない構造。 そして、その白熱のあかりが、床に反射して、壁のレース状の素材がまた、そのあかりを優しく 吸収して、会場内をなんともいえない居心地がよい空間に仕上げている。 僕は、ここにたどり着くまで、そうとうな距離を歩いていたので、くたくたに疲れていた、 普通、展覧会やミュージアムで作品を見るさとその作品のパワー負けして更に疲れてしまうのが、 ジョン ポーソンのこの会場では、疲れを癒してくれるパワーがあった。 そういうことなんです。 多分ポーソンの仕事は、写真上では、単なるミニマムで、デザインデティールだけ真似しようと 思えば、真似できるんだろうけど、素材、あかり、空間構成の活かし方は彼にしか出来ない。 だから、彼が造る住宅や空間は、人気が高いのだろうし、ポーソンは住居という空間に、 おいて何が大事なのかということを、悟っているんじゃないのかなと思った。 次回 機会があれば、ロンドン郊外のキューガーデンズという公園の中にポーソンがデザインした 橋を渡ってみたい。 ![]() ![]() ![]() text by tetsuo izumi
個人的には、ナイツブリッジからサウスケンジントンの街並がしっくりきた。
どちらかというと、ハイソなエリアなんだろうけど、クオリティが高く、 確認したいくつかのお店やギャラリーがあったからかも知れない。 海外のshopは、ざっくりとした内装のお店でも、チープさを感じない。 eggだって、どちらかというとかなり、ざっくり。 でも、ディスプレイや商品のクオリティそしてスタッフの魅力と、 ロケーションすべてが、重なりあっているように思う。 ナイツブリッジにあるeggとハムステッドにあるリビング ストーンスタジオは、 ファブリックを中心に、20年以上ロンドンで営業している老舗。 ただ、そんなことはまったく感じさせないくらい新しいと思った。 どちらもオーナーの女性は凛々しく 厳しく やさしい。 少しお話させて頂く機会があったが、知りもしないのに、 ジョージア オキーフっぽいなーと思った次第。 というくらいかっこ良かった。 ![]() text by tetsuo izumi
なんで旅にでるとあんなに歩くんだろう。
明らかに、地下鉄で移動した方が効率的なのに、 とにかく見た事が無い風景を探す為なのでしょうか。 いや いや 多分 めんどくさがりでせっかちな性のような気もします。 あとは、初めての街に慣れる為の土地勘アンテナの感度をよくするためでしょうか。 ギャラリーベッソンから出て、丁度ドーバーストリートマーケットを探していた所、 前方からなんだか、知っている顔 偶然 丁度case realを辞めたばかりの 下平さんと、ばったりロンドンで会う。 彼は、ロンドンを中心に、ベルリンやオランダなどをまわってたようで、 その土地土地の情報交換が楽しかった。 その後は、こちらの知人と会う用事があったので、ゆっくりは出来なかったが、 せっかくなんで、ローズベーカリーでお茶する事にして、ガゴシアンのダミアン ハースト展 まで伴にした。 福岡でも事務所以外で会う機会なんてなかっただけにこういう機会ってすごく嬉しいものです。 まーガゴシアンは結局は入れず外から鑑賞だったんですが。。。。 それにしても、ドーバーストリートの編集力は凄かった。 ギャルソンに興味が無くても、楽しめて、ギャルソンに興味がある人には、更に魅力的な場所。 お金をかけているからではなく、大事なものをきっちり、カテゴライズしながら、提案している。 sさんのおすすめで行って正解。ありがとう。 ![]() ![]() ![]() text by tetsuo izumi
「最初のロンドンで時間がないのであれば、小回りが利くところが良いよ」と弟からのアドバイス。
トッテナム コート ロードのこのホテルなんて低プライスで そこそこなんじゃないという言葉通り。僕はそのホテルに宿泊を決めた。 何故ならいくら探してもそこよりも良い条件のホテルを探す事が出来なかったから。 弟とはいえ、旅慣れしている人に聞くのが一番いいのだとあらためて思った次第だ。 さて、ロンドンの街へ繰り出して、すぐにファサードがいい感じのコーヒーショップを発見。 スクエアマイルのコーヒー豆も置いてあり、疲れたせいもあってか、 ここで飲むコーヒーは抜群においしかった。 サードウェーブコーヒーの最新版はロンドンで楽しむことが出来たのだ。 あと何がよかったかって定員さんのクールさとインテリアと音楽のセンスの良さ。 こんなコーヒーショップが近くにあったら、いつも通うのに! http://www.tappedandpacked.co.uk/interiors.html ![]() text by tetsuo izumi
北駅からユーロスターで、ロンドンまで。
ユーロスターに乗り込む前に構内のPAULで朝食のバケットを購入。 朝日が差し込む社内は、ぎゅうぎゅう詰めだったんだけど妙にここち良かった。 それにしてもイギリスの入国審査って意外に厳しいんですね。 出発1時間半前に行ってよかった。 ![]() text by tetsuo izumi
しばらく前になりますが、妻が運営するPATINAがオープンしました。
そして、レセプションには100人強の友人/知人がかけつけてくれました。 大変遅くなりましたが、あらためて、この場を借りてお礼申しあげます。 妻1人で、まだまだ寂しそうなので、是非しゃべり相手にでもご来店くださいw ![]() text by tetsuo izumi
早いものでもうすぐ1年経つんだ。
マンハッタンとうってかわりブルックリンはイメージ通りの街並だった。 かのSOHOは80年代以降はヤッピーたちや観光客が集まり地価が高騰した。 そうなると、アーティストもギャラリーも古くからの住人たちも家賃が払えず生活 しやすい場所へ移動せざるを得なくなる。 こういう現象を英語でgentrificationという。 これは海外に限らず国内でも全く同じことがいえる。 ブルックリンやウィリアムズバーグなどマンハッタンから抜け出した場所では、 新たなコミュニティーが発生していると同時に家賃が高騰しているとも聞く。 そして約1.8kあるブルックリンブリッジ アメリカでは最も古い吊り橋の1つである。 左には小さく自由の女神が、前方にはマンハッタンの高層ビル群が、 息を白く吐きながら渡った思い出は今も鮮明に残っている。 ![]() text by tetsuo izumi
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