デンマーク友好協会で講演も無事に終了した。
自分よりも年配の方々の前で約1時間に渡り講演。
まったく緊張することなく話をすることができた。
5月のデンマーク出張は本当に僕の人生の中でも
非常に重要であり豊かな経験であった。
そのなかでもやはり今は亡きフィン ユール邸の
訪問は夢のようであった。
現在一般公開はされていない
今後も一般公開されるかはわからない。
好きな人にはまさしく聖地。
昨年訪れたコルビジェのサヴォア邸とは
臨場感がまったくちがう。
ついさっきまでユールがいたかのような空気感。
生前ユールに尽くしていた執事さんが現在もこの自邸を
管理している。
フィンユールのチーフティンチェアがここにある。
もちろん本物のニールス ボッター物。
当時78脚しか制作されなかった。
イダさんはポエトソファに
いやー様になってますね。
そして僕 ここで写真が撮れるなんて夢のようでした。
正直緊張しています。
二度と訪れる事はできないだろうが本当に良い経験であった。
text by tetsuo izumi