久しぶりに1冊の本を読破した。
タイトルは現代アートビジネス 現代アートというだけで難解な
イメージがありますが、さらにビジネスとなるとどうなるのでしょう。
現在の日本の現代アートシーンを担うギャラリスト小山登美夫さんの
著者本だけありすかさず手に取る。
小山さんは一般的には村上隆さんや奈良美智さんを世に出した仕掛人と
表されていますが、もちろんそんな表層的な側面だけではないとこの1冊で解る。
冒頭に記したが、現代アート=難解? いやいやこの本はすごく解りやすく
説明してくれる。
投資含めたアートの価値 アートマーケットの現状 などなど
何となくは解っていた事がこの本によりすごく理解する事ができた。
そしてこの人は本物ギャラリストで、日本のアートビジネスを本気で
考えているというこが伝わります。
そして僕にとってこれから何度も読み返しそうな1冊になりそうな予感です。
text by tetsuo izumi