先日 grafからお誘いのメールがあり、
アッキレ カスティリオーニ 自由の探求としてのデザインの著者であり、
演出家/アーティスト/執筆家である多木陽介氏による講演会がると
いうことで出向いた。
カスティリオーニ本人の講演ではないが、本書を購入し、読んでいただけに
多木さんという人物含めすごく楽しみであった。
参加定員は50名 いかにも関西の設計関係や、デザイン関係の方々が多いような
雰囲気。
現在はローマ在住である多木さんの話しはあっという間の1時間半。
カスティリオーニが照明デザインより、ディスプレイデザインを数多く手がけていた事
現実にはならなかったトリノの街の照明都市デザイン計画など、
興味深い話が満載で あった。
僕が行きたい場所の中でも上位であったカスティリオーニのミラノの自宅兼アトリエ
今回の講演を聴いてミラノに行く機会があれば必ず訪れようと決意した。
そこには道具とデザインを導く本質があるだろうから。
text by tetsuo izumi