ClassiConから昨年復刻されたSergio RodriguesのMochoスツール
どこかペリアンのTABOURETにも似た装いです。
ユーカリの無垢材で作られた座面には持ちやすいように手持ち穴があります。
いわゆるミルクスツールをリデザインしているようですが、
構造と造形美にやられました。
オスカーニーマイヤーやルシオ コスタなどの建築家は有名ですが、
ブラジルのプロダクトは日本では情報が不足しています。
Sergio Rodriguesのデザインは正当な北欧の家具生産アプローチと
同様に木で作るプロダクトに情熱を注いだようです。
ClassiConというとデザイン通の間ではコンスタンチン グルチッチのプロダクトを
生産しているメーカーで有名ですが、Sergio Rodriguesの商品も受注生産でドイツより
約4ヶ月かかりますが手に入れる事が出来ます。
それにしても予想よりちょっとプライス高くて手が出ないのが僕の懐事情です。
text by tetsuo izumi