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YODEL Hütte
自分の記憶の整理もかねてあと数回NY日記書くつもりですが、ちょっと休憩。
遅れましたが、YODEL2号発刊しました。
今回のテーマは食 うーん 最初このテーマをタケさんから課せられた時、
僕に食のことがかけるかなというのが本音 今まで自分達で作ってきたフリーペーパーであれば
自分達の興味があることをベースに構成してきました。
ただしYODELは各号で1つのテーマをタケさんが掲げそのお題目に向け出来上がって行きます。
生みの苦しみがありながら結果的には楽しくできているということで個人的に勉強になっています。
今回も色々迷いましたが、やはり自分のルーツにもつながるチャンポンネタでせめてみました。
興味がある方は是非手に取ってみて体感して出来ればご感想頂ければ幸いです。

ということでYODEL
発行パーティー「YODEL Hütte」を
3/26(金)20:30より、大名のPetrol Blueにて行います。
今回は21時30分くらいから野見しゃん司会のもとorganタケさん&ともちゃんの
バスクの土産もあり皆でスライドで流しながら堪能しましょう。
当日は僕も選曲しますのでご興味ある方は大名のペトロールブルーへ!

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text by tetsuo izumi
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by trouville | 2010-03-23 22:13 | life
NYの朝市
ブルックリンフリーに行く予定がガイドブックを見ると4月からということで
大きな勘違いをしていた幾つかのフリーマーケットも悩んだあげく当日のルートから
ユニオンスクエアのグリーンマーケットへ行く事にした。
地下鉄であればそんなに時間がかからない場所でも歩く事で街の雰囲気や空気感を
感じたかった。
ユニオンスクエアに向かう途中 グランドセントラルステーションのスケールの大きさに
圧倒され、うわさのACE HOTELに寄りコーヒーを飲む。
ポートランドを拠点とするのSTUMPTOWN製のコーヒーは香りもよく美味しい。
スタンディングスタイルのカフェで店内のディスプレイなどを観察する。
ロビーやラウンジの内装や家具や小物のセレクトも今の時代を象徴したミックススタイル。
わかってるなーとただただ感心する。
そしてproject no 8の3号店が併設されケアホルムにe15の組み合わせも新鮮。
ざっくりとしながら計算された床の仕上げや、取り扱いのアイテムも個人的に
興味がある商材がいくつかあった。
palmspringsのACE HOTELにはcommuneのshopがオープンしているようだが、HOTELとの
こんなコラボも面白いし、とにかくいちいちセンスがいいのが素晴らしい。
イアンシュレッガーが開発している艶があるギラギラしたひと昔感ではなくはなく
多くの若者達のクリエイティブなエネルギーが集まり、何か新しいオリジナルが
生まれているような感じさえした。
一息ついたので、ユニオンスクエアまで再び歩く。
50丁目から14丁目を横断しながら 約3k 朝から気持いい。
ユニオンスクエアのグリーンマーケットはNYで最も有名なファーマーズマーケット。
1976年に始まった伝統的なマーケットで毎週マンハッタン周辺の100以上の生産者が
オーガニックの野菜や果物 自家製のチーズやメイプルシロップやジャムなどを直売している。
当日は雪の影響もあり通常の半分以下ほどだったのかもしれないが、1件1件眺めるだけで
十分楽しめ清々しい気分だ。
中にはじゃがいもだけで数十種類取り扱っているお店も そしてコルビジェ風の風貌の
おしゃれなおじいさんの姿も様になる。
日本でも昨今マルシェや道の駅が人気を博しているが、こんなマーケットなら
毎週通う楽しみがある。そしてお気に入りのエコバッグを肩にかけて出掛けたい。
朝食をとっていなかった僕はオーガニックトマトで人気のお店で1つだけ
購入し その場でかじりついた。
スコーンやパン ヨーグルトドリンク どれも絶対おいしかったはず。
今思うと食べておくべきだったと後悔している。
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text by tetsuo izumi
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by trouville | 2010-03-14 18:17 | life
出会いは宝物。
NYに行く前、ちょうどバスクから帰って来たばかりのタケさんから
NYに行くなら紹介したい人がいるから是非あって来たらとありがたいことにご紹介頂く。
日本を出発前にメールで何度かやりとりをして、
2日目のお昼からはその方のご自宅に行くことにしていた。
MOMAを後にし、地下鉄に乗り込み3駅目と比較的近いはずが乗り場を間違え逆方向に
いったりと予想外の遅れ。
チェルシーに到着。かのチェルシーホテルもすぐの位置。
チェルシーホテルと言えば、メイプルソープが暮らしてたり、セックスピストルズのシドによる
ナンシー事件はあまりにも有名だ。そんなことを考えながら、番地を眺めながらどこだろうと
探していると1つのビルに目がいった。
ビルにはメモに書いていた番地が刻まれている、恐る恐るホテルの受付で尋ねると電話で
なにやら話している。
部屋番号を案内されてちょっと緊張しながら部屋に向かう僕。

ベルを鳴らすと初めましての挨拶とともにウェルカムな雰囲気だ。
これがタカさんとの出合いのスタート。
コーヒーを入れて頂き簡単な自己紹介から始まり、さっそくチェルシーのギャラリー
を案内してもらうことにした。
タカさんのアパートメントから歩いて10分でチェルシーのギャラリー街へ到着。
途中アーティストの田辺ヒロシさんともばったり。こんな偶然はやはりチェルシーだからか。

NYのアートシーンは家賃の高騰とともにSOHOからチェルシーに移動し大小合わせると
400近いギャラリーが密集しているとのことだ。
世界中見渡してもこれだけギャラリーが集中している街はない。
ということは現代アートの中心地はNYになるということであろう。
一時的なアートバブルは限りをみせ適正価格に戻っているそのため、以前程の元気はないが
考え方次第ではアートを観るには面白い時期だとも思う。
大雪のため、臨時休業しているギャラリーもあったがそれでも自分の足でみるには
どこを観るべきかわからないため、タカさんのおすすめを案内して頂きことにした。
タカさんはアメリカに来て25年 NYに来て20年 今はキュレイターなどアート関係の
様々なお仕事をされている。
色々と話を伺うと実は僕が所有している西海岸のアーティスト jo jaksonの作品も
以前東京のギャラリーの仕事でタカさんが買い付けたものだったり、
随分前になるが、ガスブックから出版されたライアン マクギネス ジェフ マクフェトリッジ 
マイク ミルズのシリーズは全てタカさんの手によるものだった この本がなければ
今程の認知が日本ではなかっただろう。
丁度 Andrea Rosen Galleryでティルマンスの展示を目当てに行って以前オペラシティを
わざわざ観に行った事を話すと実はその際の展示も手伝っていたという話。
雑誌RELAXのクリス ヨハンソンの表紙 そのオリジナルがタカさん宅の玄関に飾ってある。
そして、最近だとNYのアパチャーから出版されたホンマタカシさんの写真集の企画は
なんとタカさんの仕事だという。 

自分が興味ある写真家やアーティストとの仕事をされていて驚いたと同時素晴らしい
出合いにギャラリーを巡りながらひとり興奮状態であった。
David Zwirner Galleryではトーマス ルフ展 ベッヒャー派でも出世株 
ルフのsurfaces,depthsという作品集が素晴らしかったが販売していなかったため
戻ってamazonで購入することにした。
チェルシーの主なギャラリーは通りの面した1Fで展開しており、
個人ギャラリーとは思えないくらい広くこれがただで観れるとはNYは本物のアートを
観るには最高の場所だ。どのギャラリーも倉庫をコンバージョンし、
基本白であるが天井の梁などの構造部分はむき出しにミニマルにまとまっているが、
チープさはまったくなく展示されるアートの魅力を最大限に引きだすプレゼンテーションに
なっている。
森山大道のハワイシリーズの展示もよかった。
やはり荒木 森山さんはNYでも評価が高そうだ。杉本さんはどうですかという僕の問いに
杉本さんはNYのアーティストという評価だよとコメント なるほど。
途中杉本さんが現在住まれているアパートや以前マッツ グスタフソンが住んでいたアパートなど
を聞きながら、次はNY artブックフェアの立役者 printed matterに向かう。
ところ狭しとzin のラインナップ。近所にあれば休みの度に通いたくなるような想像力にあふれた
作品が魅力的 そして界隈には、コンドミニアムのラッシュで、フランク ゲーリーによる建築
も面白かった。大雪のため封鎖され入れなかったがハイラインという歩道もすぐ。
昨今ヒップなエリアになりつつあるミートパッキングもすぐそばということで、
地価が安いところにアーティストやギャラリーが集まり クラブが出来て飲食店などが
面白いカルチャーが生まれるという方程式である。

チェルシーを堪能した後は、タカさん宅で食事をごちそうになりながら興味深いお話をさせて頂く
特に海外から客観視した博多(福岡)人の思考性については、とても参考になったし
すぐにどうなる事ではないが、自分の意識の中に存在させるように心がけることから始めよう。
そしてレア本が並ぶ本棚からアートブックを取り出し色々と教えて頂く、まだまだ知らないアーティストも多いしもっと勉強しないとと本気で感じたいい機会だった。
レアなウォーホール本も初めて手にした。壁にはウォーホールのオリジナルもある。
そして音楽話で盛り上がり今のブルックリンの音楽シーンなども聞けリアリティがあった。
3ヶ月で600曲ダウンロードしたお気に入りの曲を聞きながら、ああやこうやいいながら
深夜まで話し込む。
やはり音楽やアートが好きな人に悪い人はいないしたとえジャンルが違えども共有できるものだ。

気づいたら深夜 途中マジソンスクエアの前を通り、ホテルまで約2kmの道のりを歩いて帰った。

NYは眠らない街だ。

紹介してくれたタケスエさん そしてお忙しい中、
1日おつきあい頂いたタカさんには本当に感謝です。

またいつかお会いしましょう。

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text by tetsuo izumi
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by trouville | 2010-03-10 00:09 | life
MOMA
NY訪問の目的の1つとして美術館を巡る事は大きな楽しみでもあった。
ただし、名だたる美術館が集中するだけに訪れる事ができる場所は限られる。

まずは滞在先のホテルから500m程の場所に位置したMOMAへ足を運ぶ事にした。
ご存知のようにMOMAは2004年谷口吉生氏 設計により総工費900億円をかけて増築
リニューアルされており建築&アートに興味がある人であれば必ず観るべき場所である。
MOMAのとなりには控えめにフォークアートミュージアムもあり小さいながらも
アメリカのクラフトカルチャーを体感するという点においては必須であろう。
10:30オープン大雪の中 既に多くの来場者が列をなしている 開放間があり
奇をてらう事ないエントランスにはアーヴィング ペンの写真の展示がお出迎えし
僕の心臓の鼓動は早くなる。
これからどんなアートがあり、また展示手法などどうなのか 
いやがおうにも気はあせる一方である。
それにしても綺麗な人 おしゃれな人が多い 皆ニューヨーカーなのか それとも大半は
旅行者なのか 性格的に、彼らの靴やメガネなどスタイルをリサーチしてしまう。
雪のため皆ブーツなのだが女性の多くはハンターのブーツを着用しているではないか。
UK madeのハンターは今NYのファッショニスタの間ではトレンドなのだろう。

さて  MOMAの話の続きはというと ひとことでは片付けられないほど素晴らしかった。

美術品を引き立たせる空間としての機能を全うしている。
美術品は元気がないと観れない そして疲れた時には集中して鑑賞できないというのが僕の持論。

各階の角のわずかなガラスからはマンハッタンの風景が垣間見られ アートを観る時の
箸休めのための工夫ではないかと思った。
一見シンプルな空間に見えがちであるが、1度訪れたくらいでは理解できるような
空間構成ではないようだ。

後期印象派から現代アートの重要な作品を15万点以上所蔵

22000点に上るフィルム 60年代後半からのビデオアート1200点
1880年から1万点を超えるドローイング 19世紀後半からのあらゆる技法による
コンテンポラリーの作品展示 建築模型やデザイン関連 ムーブメントの代表的な
コレクションを28000点 1840年行こうのジャーナリズム コマーシャル 科学分野の写真
25000点 53000点を超える版画や挿画本を所有してここにくれば本物を観る事が出来る。

ピカソにウォーホール デュシャン アヴェドンなどのスター級
以外にも素晴らしい作品ばかりで短時間で鑑賞しようと思っても到底無理な話である。
個人的には、annette messager とlorna simpsonというアーティストを
知れた事も収穫だった。

午後の待ち合わせ時間もぎりぎりに迫ったため、約2時間のMOMAの旅は終わった。
駆け足でチェルシーのとある方の自宅へ向かった。


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text by tetsuo izumi
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by trouville | 2010-03-08 02:24 | life
カーネギーデリ
朝食は旅の楽しみの大きな割合を占める。
日本にいるとき以上の好奇心からアドレナリンが放出し
どのくらいの距離を歩いているかと自分に問いたいくらい夜には足が
パンパンな状態 朝6時に目覚ましをセッティングし、まずはお目当てのデリへ向かうことにした。
カーネギーホールと同じミッドタウンの7番街にあるそのデリはホテルから徒歩10分程度だった。
カーネギーデリは19世紀末に開業したNYの台所といった趣き 
店内一面には有名人の写真が壁一面に飾られている。ブロードウェイやカーネーギーホールに
出演したスターたちがこぞってこのデリで朝食に訪れたであろう店内は僕がイメージした
往年のアメリカの風景そのものであった。
さっそくメニューを眺めながらなんにしょうかと悩んだ結果 オニオンスクランブルエッグと
トマトジュースを頼んだはずなのだがフレッシュオレンジジュースが運ばれて来た。
とくにこだわりはなかったのでフレッシュオレンジジュースを頂くことにした。
スクランブルエッグは大量のポテトそしてトースト2枚 ジュースを入れて、
14ドルほどしたので決して安くは何のだが、それにしても朝から食べる量には多すぎる。
期待がおおきすぎたのか、味の方も正直大したことはない。
でもなんだかリアルアメリカを体感した気になってひとりでにっこり。

いい気分でお店を後にしようとレジで勘定をしたあとに僕に食事を持って来た
ウェイトレスがチップをよこせと手を出している。
正直戸惑った僕はその場で1ドル札を払ったのだけど、よくよく考えると
チップってサービスに対しての対価だと思う。
そう考えると自分が良いと思わないサービスにはチップを払う必要はないはずだ。

それとも国の文化が違えばサービスでも払うものなのだろうか?
気分直しに近くのカフェでコーヒーでも飲む事にした。

帰りの飛行機では発覚したのだが、皮肉にも ウディ アレンの映画 
ブロードウェイのダニーローズの舞台になったデリだとわかり少し複雑な気分になった。


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text by tetsuo izumi
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by trouville | 2010-03-08 00:49 | life
僕が旅にでる理由
以前であればあまりアメリカという国にあまり興味を抱かなかった。
若かりし頃通って来た音楽やカルチャーはイギリス経由フランス的なものばかりで
どこか男っぽいイメージが強すぎて馴染みにくいといったところが本当のところだろうか。
そんな僕にもウディ アレンという一人の映画監督はなじみが深く 彼の作品の大半は
観ている シリアスでシニカル どこか病的で精神が弱いウディの役回りにも
共感を感じてしまう。人間なんて寂しがりやで弱い生き物なんだ 
彼のNY時代の作品はマンハッタンへの愛情が溢れていた。
30も半ばを過ぎ 色んなところを見たくなってきた。
インターネットや雑誌ばかりの情報だけではリアルを感じられない。
ブルックリンの音楽シーン チェルシーのギャラリー街 オーガニックトレンド
スペシャルなとあるブティック 世界的な美術館  そして親しい友人のすすめも
きっかけとなり僕は初めてNYに旅する事に決めた。

チケットの手配完了が出発の10日前あっという間に出発の日
AM5:00に起床し 妻と娘にお早うもいえないまま出発。
一人旅を許可してくれる妻には本当に感謝する。
朝7時 福岡空港は長蛇の列 成田経由の直行便で11:20の飛行機だ。
最悪なことに席は真ん中 とならりは大きい外国の方でぼくの席まではみ出している
エコノミーいやそれ以下の座席だ。
いつものごとく海外に行く際は一睡できないのだが今回もまた、
初めて海外の一人旅ということも重なってか14時間半一睡も出来なかった。
怪獣たちのいるところ ニューヨーク アイラブユーと見ていない映画をひとまず2本。
そして地図のルートチエックを入れ用意していた数冊の本を読むもとにかく長い
12時間をこえたあたりから相当ながく感じた。
到着15分前のアナウンスが聞こえて解放された。

いよいよ入国 テロ防止もかねてか審査が遅い しかも長蛇の列で、入国審査は1時間半以上。
やっとゲートを通過しNYへ入国。
飛行機はJALだったので比較的日本人も多かったのだが、皆マンハッタンまでは乗り継ぎバスか
タクシーか、エアトレイン乗り場には見渡す限り日本人は僕だけ まわりは黒人さんばかりで
先入観もあり正直怖かったのが最初の印象。
エアトレインから地下鉄に乗り換え マンハッタンまで向かった。
ひと昔の地下鉄は落書きばかりで危ないと言われていたらしいが、今は比較的綺麗で
パリのメトロと大きく変わらない印象だ。なにより空港から7.25ドルの低プライスが嬉しい。
50分ほどでもよりの駅に到着したはずだったのだが凄い雪の為 ホテルを見つけるのも
一苦労だった。なんとか拙い英語で尋ねながら 滞在先のホテルに到着し
チエックイン前のため荷物だけ預けて雪のマンハッタン巡り。

ひとまずホテルから51丁目のレキシントンアベニューまで歩く。
はじめてのマンハッタンの街並は大雪でよくわからなかったがとにかく気持がいい
初めての街を歩くといつもそうなのだが胸が踊るような高揚感がある。
とても幸せな気分だ。6番線でスプリングコート駅に到着。
目指すはソーホーcrosby ストリートつきあたり どうしても観たいお店がそこにはあった。
ちょうど僕が今の仕事を始めだした年だったと思う。
当時彼の部屋がエルデコに掲載されてその号は特に素晴らしいのだが、
存在感があるアイアンのキャンドルスタンドがあり寝室には洗いざらしのシャツ
リビングにはチャーナーチェア パルシュスにプリミティブなスツール
一見ばらばらな組み合わせが、トラデッショナルでありながら洗練されていた。
そしてそのパートナーの部屋も素晴らしくアメリカで成功した数少ない北欧のイラストレーター
である彼のロフトスタイルに影響を受けた人も多いはず 少なくともぼくもその中の一人。
ちなみに彼はあの部屋を引き払ったらしい。
話は戻るがそのお店の存在を知ったのは東京の友人Sさんだった。
どのくらい前だろうか、忘れていた記憶にSさんから彼のお店の話を聞いてから
NYを訪れる機会があれば必ず行きたい場所の1つであった。
お店の扉をあけようとすると鍵が閉まっている。そこ横にはブザーが
NYのそれなりのお店は必ずといっていいほどブザーを鳴らして入るスタイルのようだ。
やはり防犯防止の為なのか。
雪で覆われた僕に嫌な顔1つせず愛嬌がいい メガネをかけた女性のスタッフ。
僕の質問にも丁寧に答えてくれる。
なんといってもそのお店のディスプレイの素晴らしいこと 
僕はあらゆる神経を集中してくまなく観察した。
彼の写真集やwebからも少しだけ店内の風景が垣間見れたがやはりこの空気感は
この場をを体感しないと味わえないだろう。

NYに来て本当に良かった。

そう思っていた矢先 メガネをかけた女性スタッフからリーフレットを手渡される。
近寄りがたい雰囲気の店構えに気が利いた親切なスタッフ 意外な組み合わせが
また忘れられない思いでになる。

まだ始まったばかり 旅に出る理由は日頃感じる事ができない体験をするためなんだ。

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by trouville | 2010-03-06 00:42 | life


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